守

手塚建築は三代続く大工職人です。自然素材である木を熟知した職人は、木の持つ特性を生かし、建物のどの部分に使うか適材適所を見極めます。材木は雨風にあて、半年から一年かけ自然乾燥させ、木取り、墨付け、手刻み等の加工を行います。機械を使い短時間で高温乾燥させた木は、素材の特徴である粘りを失いますし、画一的に加工するプレカットでは、木のクセ(個性)を十分に生かすことが出来ません。丈夫で長持ちする家を作るには、時間と手間をかける事も必要なのです。

守

工務店と聞くと和風の家をイメージされる方も多いのではないでしょうか。特殊なものを除けば、建築家の設計する家も一般的な住宅も、見た目のデザインが違うだけで、家の構造や施工の方法はまったく変わりません。手塚建築では和風な住宅はもちろん、モダンな家、ナチュラルな家、カントリー風の家など、さまざまなバリエーションの家を手掛けています。「自分の家が一番」と思えるように、お客さまの希望をかなえる納得の家づくり、そして、ひと部屋ひと部屋が楽しめる、型にはまらない自由な家づくりを目指しています。

守

過度な冷房や暖房に頼らなくても、夏は涼しく、冬は暖かく過ごせる家。夏は自然の風を取り入れ涼しく、冬は日差しで部屋を暖める。その土地の持っている性格を読み取り、熱や空気の流れを考え家をデザイン(設計)します。無垢の木や珪藻土などの自然素材は、湿度を調節する機能や蓄熱する機能があります。その特性を十分に生かすことで、快適な家を作ることが出来ますし、シックハウスやアトピーなどの心配もありません。また、木は再生可能な資源です。地元の八溝杉を使い、木を地産地消する。自然と共生、持続可能な社会づくりの一端を担っています。木材は必要な分だけ仕入れ、自然乾燥させます。加工も自分たちの手で行います。時間は掛かりますが、無駄を省き、より良い品質でコストを抑えることが出来るのです。